小さなことですが、できますか?

2017-06-12

 あまり人通りがない、喫茶店

 昼の時間帯は、定食もだしている。

 そんなお店に、足を踏み入れたのは、

2回目だった。

 

 メニューにある定食を注文して、

待つこと5分、運ばれてきた。

 

 その姿をみて、心臓の鼓動が早まった。

 

 それとは、定食のご飯。

 

 見事に

 左利き仕様で、運ばれてきたのだ!

 このような場合、右利きの人に合わせて、

ご飯が左、味噌汁は右、という配置でやってくる。

 

 ところが、どうだ。

 ご飯は右!

そして、味噌汁はご飯の上の位置、

おかずが左だ。

 

 左利きの人間には、

すこぶる食べやすい配置だ。

 

 料理を食べ終わり、

引き上げに来た店の方に聞いてみた。

 

 この配置は、偶然ではないですね?

 「はい!左手で食べられているのを

拝見しましたので。

気づくのが遅くて申し訳ありません」

そのようにおっしゃったのだ!

 

 ということは、一回目の時に既に、

左利きだという認識で、

記憶していたということだ。

 

 自分のお店にたまたまた来た人を、

ただの一見さんとみるか、

それとも、この方は左利きだから、

今度来られたら、配膳を逆にしよう!と

見るか、ここには、雲泥の差がある。

 

 もう来ない、一回きりの判断か

また来てくださるであろう、

いや、この先長いお付き合いになる

であろうお客様という判断かの差だ。

 

 もちろん、これは、客である

私の判断ではなく、店側の心だ。

 

 

小才は、縁に出合って縁に気づかず

中才は、縁に気づいて縁を生かさず

大才は、袖すり合った縁をも生かす

(柳生家家訓)

 

 

 こんな家訓が、柳生家にはあったが、

、目の前にいる人とのご縁を

どのようにとらえるのかで、

人生は大きく変わる。

 

 

 さて、それなら、自分は

どんなことができるのだろう?

 

 

 ありがとうございます。

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